ルネ・ラリック&バカラのヴィンテージ香水瓶を中心とした展覧会が資生堂アートハウスで開催

その他

静岡の資生堂アートハウスで、4月から興味深い展覧会が始まります。

 

タイトルは「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」。化粧品会社らしいコンセプトです。

資生堂アートハウスでは、19世紀末から第二次世界大戦前を中心にフランスで制作された香水瓶と、1960年代から70年代にかけて国内で制作されたタピスリーの展覧会を開催いたします。

 

フランスの装飾工芸家であるルネ・ラリック(1860-1945)と、クリスタルガラスのブランド、「バカラ」。

 

もともとジュエリー作家として高い名声を得ていたラリックによる繊細な香水瓶は当時高い人気を博していました。

 

また、バカラはクリスタルメーカーとしての実績を生かしながら、ガラスの透明感や輝きを活かした美しい香水瓶を制作しています。

 

小さな香水瓶を通し、目に見えない香りの世界を表現しようと人々が様々な趣向を凝らした時代があったのです。

 

本展では両者の代表作約100点を展示。アール・ヌーヴォーからアール・デコに至る、香水産業が飛躍的に発展した時代だからこそ生まれた美しい香水瓶の数々をぜひ見てみてほしいと思います。

 

また、同時に展示されるタピスリーは、資生堂が制作を依頼し、岡鹿之助や前田青邨など当時の画壇を代表する作家の原画を元に作られたもの。

文化・芸術の支援活動を継続的に行っている資生堂らしい収蔵品ですね。

春の日差しが暖かくなってくる4月からのお出かけに、ぜひ静岡旅行を選択肢に入れてみてはいかがですか?

「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー ラリックとバカラを中心に」
会期:2018年4月10日(火)~6月24日(日)
開場時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
会場:資生堂アートハウス
入場料:無料
HP:http://www.shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/?rt_pr=tra74
タイトルとURLをコピーしました