私たちの未来はどこへ向かうのか…東京・森美術館「未来と芸術展」に行ってきました。

スタッフの体験

現代アートを中心にさまざまな展示がされる東京・森美術館。この度プレシェスタッフMが現在開催中の「未来と芸術展」に行ってきました。

 

「AI・ロボット・都市・生命」

日々進歩している技術によって、私たちの生活は豊かになってきました。皆さんが今持っているスマートフォンやパソコンもその技術の塊なのです。

テクノロジーの発達によって変わりゆく私たちの生活はどんどん便利なものになっていますが、その変化は一体どこへ向かうのか。待ち構える未来は明るいものだけではないでしょう。「AI(人工知能)」の研究開発が加速することで、2045年にはAIが人類の知能を超える=シンギュラリティが到来するとも言われています。”シンギュラリティの到来”は良くも悪くも、私たちの生活に多大な影響がもたらされる事でしょう。昔はパソコンでしかアクセスできなかったインターネットは、今やテレビ、スピーカー、時計に至るまでの物が世界と繋がっています。いつの日か、人とインターネットが繋がる日が来るかもしれませんね。

本展示では世界各国のアーティストが多方面から、我々がやがて直面するであろう未来について考察を行なっています。

例えば、フランス・パリの未来都市の設計図。

高層ビルや周辺の環境を見直し、新しいライフスタイルのイメージがされています。

古き良きパリを残しつつ、新たな再生可能エネルギーを取り入れようとする姿勢が伝わってきますね。

 

ヴァンサン・カレボー・アルシテクチュール《2050 パリ・スマートシティ》
※この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスの下で許諾されています

私たちは少なくとも20〜30年後の未来のヴィジョンを描き、社会や人間のあり方を見つめ直す事が必要なのかもしれません。

豊かさとはいったい何か、人間とは何か、生命とは何か。という根源的な問いをこの機会に見つめ直してみませんか。

 

■開催概要

期間:
2019.11.19(火)~ 2020.3.29(日) 会期中無休

開館時間:
10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし11月19日(火)、12月31日(火)、2月11日(火・祝)は22:00まで(最終入館 21:30)

会場:
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)

料金:
一般  1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳~中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円
(前売りチケット有)

タイトルとURLをコピーしました