多様な日用品のデザインを競うコクヨデザインアワード2020 受賞作品展が六本木のニュー・スタンド・トーキョーで開催

雑貨・小物

今年の8月に六本木に登場したセレクトショップNew Stand Tokyo(ニュー・スタンド・トーキョー)。

10月1日から、こちらでとても刺激的な展示がはじまっています。その名も「コクヨデザインアワード2020 受賞作品展」。

優れた商品デザインを広くユーザーから集め、商品化をめざす国際コンペティション「コクヨデザインアワード」。2020年は世界54カ国から1,377点の作品が集まり、「カドケシ」「本当の定規」「白と黒で書くノート」など過去19個の受賞作品が商品化されました。今回の展示では、2020年グランプリ・優秀賞の受賞作品4品の展示のほか、過去の受賞作から商品化されたアイテムが実際に販売されます。

このアワードの受賞作。面白いのは、使いやすさに特化した商品デザインだけでなく、日常生活にちょっとした刺激を与えてくれるデザインも登場すること。

たとえば「儚く、美しく」というカレンダーは、数字が一本の糸で縫われており、糸を引っ張ると、数字がほどけて消えていきます。一日が終わるごとにこの糸を少しずつ引っ張ることで、儚く過ぎてゆく時に日々思いを寄せる……というなんともロマンチックな発想の商品。こちらは実際に販売されており、4,950円での購入が可能です。

また、「オルゴールテープカッター」はテープを引き出す動作に連動して綺麗な音色が流れるというもの。テープを引き出す際に鳴る音で、感覚的にテープの長さを測る事もでき、使い慣れると丁度いい長さでカットできます。また、お気に入りのテープをセットして、いつもより長く音を楽しんだりと、目と耳で感覚的にテープを使う事を楽しむ事が出来るという面白いデザイン。児童文学やアニメに出てくるアイテムのようです。

一方で、等間隔に並べた面と面との間に生まれる「境界線」で位置を示し、より正確な長さを計ることができる「本当の定規」や、灰色の紙に白と黒のペンで書き込む「白と黒で書くノート」など、ガジェットとして実用的、かつ刺激的なものも。「本当の定規」「白と黒で書くノート」も会場で販売されているため、その実用性を試すこともできます。

ちょっとしたときめきや、洗練された使いやすさを追及する日用品の最先端の姿をこの目で確かめてみてはいかがでしょうか?

コクヨデザインアワード2020 受賞作品展
会期:10月1日(木) 〜 10月19日(月)
休館日:火・土
開催時間:月〜木 / 日は12:00~19:00、金は12:00-20:00
会場:New Stand Tokyo
入場料:無料
HP:https://newstand.jp
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