織技術を活かした美しい傘を見て心をリフレッシュ! 創業150年を迎える槙田商店主催の初展覧会「花、ひらく」

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 天候に感染者数と、お出かけをすすめるのも難しい今日この頃ですが、今回は都心から離れた山梨県で行われる、雨の降り続くこの季節にぜひおすすめしたい展示をご紹介します。

 

 創業150年を迎える槙田商店主催の初展覧会「花、ひらく」です。

 槙田商店は老舗織物工場としてさまざまな生地を織り、その生地を使ったさまざまな傘を販売していました。郡内織物の特徴でもある先染細番手の糸を使用した、ジャカードテクニックを活かした生地が特徴で、服地分野では、雑誌「Pen」の、日本を代表するアパレルブランド「イッセイミヤケ」の特集の中でも、その物作りをバックアップするメーカーとして紹介されています。

 

 服地で培った多様な織技術・ノウハウを活かし、現在は都内セレクトショップ等多くの店舗にオリジナル傘を展開しています。

 

 今回の展示では季節の花々を織り描いた「絵おり」シリーズを中心とした空間展示や、若手社員による仕事の裏側を紹介します。

 

 会場となるFUJIHIMUROを4部屋に分け、部屋ごとにテーマを設定。細い糸を緻密に織ることで、絵画のような季節の花々を描いた「絵おり」シリーズを展示し、ひまわり畑を表現した「ひまわりの部屋」や、「槙田商店の仕事」を紹介する部屋、物販スペースなども。

 美しく展示された槙田商店の製品を見るだけでなく、江戸時代から続く織物の技術に触れられる展示、ワークショップといった特別企画も開催されます。日頃は店頭に立たない職人に直接話を聞けるチャンスも。

 

 じめじめした雨の続く日々、こうした展示を見て気持ちをリフレッシュさせてはいかがでしょうか。

見て、触れて、楽しめる織物でできた花畑の展覧会「花、ひらく」

会期:2021年7月2日(金)~8月2日(月)
休館日:火・水・木曜日
開館時間:11:00~17:00
会場:FUJIHIMURO
入場料:無料

 

 

 

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