あざやかで幻想的な桜並木と出会える「ダミアン・ハースト 桜」展、国立新美術館にて開催

美術・博物館

 外気の刺すような冷たさが少しずつ和らいで来た3月、春の訪れを告げる「桜」を描いた展示が、東京・六本木の国立新美術館で始まります。

 

 イギリスを代表する現代作家であるダミアン・ハースト。彼は30年以上に渡るキャリアの中で、絵画、彫刻、インスタレーションと様々な手法を用い、芸術、宗教、科学、そして生や死といったテーマを深く考察してきました。

 

 今回展示される「桜」のシリーズでは、19世紀のポスト印象派や20世紀のアクション・ペインティングといった西洋絵画史の成果を独自に解釈し、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させています。

 

 

 今回の展示では、107点から成る「桜」のシリーズから作家自身が24点の大型絵画を選び展示空間を作り上げます。

 

 

 大きいものでは縦5メートル、横7メートルを超える画面に描かれた風景は、桜の鮮やかな美しさと同時に、儚さや柔らかさも描き出しています。

 

 

 西洋絵画の技法で描かれた幻想的な桜に出会える「ダミアン・ハースト 桜」。5月23日(月)までの開催となります。

 

ダミアン・ハースト 桜
会場:国立新美術館 企画展示室2E
会期:2022年3月2日(水)~5月23日(月)
休館日:毎週火曜日 ※ただし5月3日(火・祝)は開館
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで / 入場は閉館の30分前まで
入場料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生600円
HP:https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/damienhirst/

 

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