まるで美しい彫刻のよう!重ねた切り絵が生み出す「彫刻切り絵」を自宅で楽しめる解説書が発売

書籍

 美しい彫刻の箱のように見えるこの写真。

 写真ではわかりませんが、これ、図案の異なる紙を何枚も重ね、彫刻のような一枚のデザインを完成させるという新しいアイデアで作られた切り絵なんです。

 「彫刻切り絵」と呼ばれるこの技法を、自宅でも楽しむことのできる本『立体の模様を作る 彫刻切り絵 陰影の美しさと錯覚のおもしろさ』を、2022年4月に発売されました。

 「彫刻切り絵」は普段は石材店で働き、石の加工を行う輿石孝志による技法。

 

 もともとは緻密な1枚切り絵を制作していましたが、人とは違う切り絵を目指したことで、重ねることで独特の世界を作り出す「彫刻切り絵」にたどり着いたのだとか。

 

 シンプルな切り絵に立体感や陰影が加えられることで、独特の美しさを生み出しています。

 本書では、紙とカッターさえあれば挑戦できるシンプルな図案が掲載されており、初めてでも気軽に挑戦できるように気配りがされています。

 

 均等な段差になるように調整された図案は、8cm×8cmの小ぶりなものから掲載しているため、加工に慣れていない方でも安心。また、飾りやすいように正方形と長方形と栞タイプのサイズを揃えて掲載しています。

 

 慣れてきたら図案を混ぜたり、重ねる順番を入れ替えたりすることで新しいデザインを楽しむこともできます。

 紙の色を変えたり、スワロフスキーなどをつけて豪華にしても面白い。

 シンプルかつ上品な、一味違った切り絵の魅力にふれられて、なおかつ自分でも手軽に創作を楽しむことのできる本書。手を動かして何かを作りたい人におすすめの1冊です。

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書名:立体の模様を作る 彫刻切り絵 陰影の美しさと錯覚のおもしろさ
発行元:グラフィック社
著者:輿石孝志
定価:1,760円(税込)
判型:B5変形
ISBN:978-4-7661-3557-2
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