なんと魚の専門書店!?『SAKANA BOOKS(サカナブックス)』が新宿に登場

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不況とネットの普及で、雑誌やマンガ、ベストセラーなどの定番の本が何でも揃っている書店はどんどん減ってきています。その一方で、最近じわじわ増えているのが専門性の高い小さな本屋さん。

旅をテーマに選書した「旅の本屋 のまど」。フェミニズム専門書店「エトセトラブックス」。入場料あり、凝った選書が魅力のノマドワークにも使える「文喫」などなど。

経営側の個性や、専門性が活かされた書店が少しずつ増えてきています。

そんな中、面白い専門書店開業のニュースが届きました。

5月30日プレオープン予定の『SAKANA BOOKS(サカナブックス)』。魚に特化したという珍しいテーマの本屋です。

経営は週刊つりニュース。その名の通り、「釣り」の週刊誌を発行している会社です。同社はもともと釣り文化の継承を目的に、和竿や魚籠(びく)といった釣り道具を保管・展示する「釣り文化資料館」を無料で一般公開していました(※現在は設備点検のため臨時休館中)。

そんな同社が新たに「魚の本屋」をはじめたのは、釣り文化の継承には、水産資源や自然環境の維持を前提とした「持続可能性のある釣り」という考え方が重要だと考えてのこと。そして、魚そのものに関する文化の継承も。そこで、「釣り文化資料館」の入り口にある空きスペースを活用し、魚をテーマにした本屋を開業することに決めたのだとか。

取り扱う書籍は「魚」をはじめとした水生生物やそれらが棲む自然環境に関するものが中心。また、書籍だけでなく、「魚」に関する雑貨や水産加工品も販売するそうです。

また、未だコロナ禍の影響を受ける全国の水族館を応援するため、店内にて各水族館や関連施設のパンフレットやチラシなど販促物も展示・配布するとのこと。

また、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」では、5月19日からクラウドファンディングを実施。リターンにはプレオープン期間に来店し利用できる購入チケットや、自身がオススメしたい「魚に関する書籍」を『SAKANA BOOKS』の本棚に設置する権利などが用意されています。

魚のこと、環境のことが知りたくなった時に頼りになる専門書店。まだ営業時間は短いですが、ぜひ一度立ち寄ってみたいものです。

<クラウドファンディング概要>
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/451521
実施期間:2022年5月19日〜2022年6月12日

  『SAKANA BOOKS』概要
所在地:東京都新宿区愛住町18-7(株式会社週刊つりニュース 東京本社1階)
最寄駅:都営新宿線「曙橋駅」より徒歩5分、丸ノ内線「四谷三丁目駅」より徒歩6分
プレオープン日:2022年5月30日(グランドオープンは7月上旬予定)
営業時間(※プレオープン期間):12:00〜17:30/月〜水曜日(木〜日曜日は休み)
ホームページ:https://sakanabooks.jp  

株式会社週刊つりニュースについて
釣り業界の総合メディア企業。創刊57年の釣り専門紙『週刊つりニュース』の発行、業界最大級のウェブマガジン『TSURINEWS』(https://tsurinews.jp)を運営など。東京本社には「釣り文化資料館」を併設。

  <会社概要> 会社名:株式会社週刊つりニュース 本社:東京都新宿区愛住町18-7 代表者:代表取締役 船津紘秋 HP:https://tsurinews.co.jp

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