全体未聞の表紙1000パターン!デザイン書業界で独走を続ける『デザインのひきだし』最新号の特集は「箔押し&箔加工」

書籍

 デザイナーはいつでも自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するかに頭を悩ませています。そんなデザイナーに、印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。

 これまでも実際の印刷見本を綴じ込んだり、ノベルティの見本をおまけとしてつけるなど、デザインに関わりのない人でも、つい買いたくなってしまう面白い本づくりで話題になっていました。

 そんな『デザインのひきだし』が、前代未聞の特集で世間を賑わせています。

 発売中の46号「印刷・紙加工の大百科 箔押し&箔加工編」特集では、なんと「1000パターンの箔押し表紙」を作成。箔を2色押しした表紙ですが、1版は彫刻版、もう1版は腐食版を使い、それぞれに箔を10種類ずつ使用。さらに表紙の紙も10種類使っているため、店頭には10×10×10=1000パターンの表紙が並んでいます。

 誌面ももちろん大充実! 印刷や他の加工では出せない、金属のピカピカ感が出せる、箔を使った加工を紹介。「箔押しってなに?」という基本に答えるレポートから、箔の種類、箔押しの各種テクニック、多様な箔加工の数々をあますことなく掲載しています。

 従来からの箔押しや、オフセット印刷やスクリーン印刷、1枚からできるデジタル箔加工、また個人ユースで楽しめる箔を転写できる話題の箔文具紹介まで。箔を使った印刷加工をじっくり紹介してくれます。近年増えつつある箔加工も紹介され、箔を使った特殊加工の決定版と言える一冊になっています。

 別冊付録では、ベーシックな箔見本はもちろん、実際にその箔押し&箔加工の実例47種類が見られる見本帳、印刷・紙モノをつくる方の実務に役立つ「箔押し&箔加工サンプルBOOK」が手に入ります。また、三方金にオリジナル図柄を入れた模様箔を施したデザインフォイルノート、自分で試せる箔転写キットも付いています。

 

 あわせて刊行記念イベント「大箔覧会」も東京および京都で開催されます。

『デザインのひきだし46』

・6月8日〜6月21日  青山ブックセンター本店(東京)
 https://aoyamabc.jp/collections/event

・6月11日〜7月10日  大垣書店堀川新文化ビルヂング店(京都)
 https://horikawa-shinbunkabldg.jp/

 この展示では『デザインのひきだし46』の表紙、箔の組み合わせ違いを100パターン以上展示する他、箔押しに使用した後の箔の抜け殻や、デザインのひきだしの裏側も見ることができます。

  見ているだけでときめいてしまう『デザインのひきだし46』。買って、観て、読んで、さまざまな方法で楽しみましょう。

書名:デザインのひきだし46
発行元:グラフィック社
編著:グラフィック社編集部
定価:2,420円
判型:B5 並製
ISBN:978-4-7661-3668-5
デザインのひきだし・大箔覧会 in ABC
会場:青山ブックセンター本店・ギャラリースペース
会期:2022年6月8日(水)〜2022年6月21日(火)
開館時間:平日 10:30~21:00/土日 10:00〜21:00
※最終日は17:00まで
入場料:無料
HP: https://mizuki-yokai-ex.roppongihills.com/

『デザインのひきだし』のひきだし展 Vol.2 大箔覧会
会場:NEUTRAL A/B/C
会期:2022年6月11日(土)〜2022年7月10日(日)
開館時間: 10:00~19:00  ※物販は1Fにて、10:00~22:00
入場料:無料
HP:https://horikawa-shinbunkabldg.jp/

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