デザインを通して選挙を身近に「Go To VOTE」ポップアップストアが開催中

　「選挙行く？」と声にしたことはありますか？ 

　「自分の周りはみんな行くから、特に話す必要はない」

　「あまり興味がないし、自分からは話さない」

　「話したいけれど、うまく言葉が出ない」

　などなど、さまざまな人がいるでしょう。

　中には政治や選挙の話ってちょっとハードルが高いし、日常会話で行うのは緊張してしまう。何か自然なきっかけがあれば……という人もいます。

　そんな方におすすめの面白い取り組みが、22日から青山の「地域交流拠点 まちあいとおみせ」で始まりました。7月10日の参議院選挙に連動し、22日から7月9日までの間、選挙をテーマにしたポップアップストア「Go To VOTE by vermilion」が開店しているのです。

　同ポップアップストアは、選挙に新しいキッカケを作ることを目的に、2021年の衆議院選の選挙運動期間にスタートしたプロジェクト。デザイナーの古谷萌氏によるもので、会場ではTシャツ・ステッカー・スタンドなどの「非公式選挙グッズ」が販売されます。また、「Go To VOTE ポスター」に加え、「Go To VOTE CIRCLE STICKER」にを無料配布。店舗、学校、企業など、様々なスペースでの掲出を呼びかけています。

無料配布されるステッカーとポスター

　さらに、「まちあいとおみせ」に訪れる子供達を対象に、好きな昆虫・鳥類を選ぶことにより、選挙を擬似体験できるワークショップも開催。投票の結果によって意見が反映されるというプロセスを体験できます。

　子供から大人まで、幅広い年齢層に向けてメッセージを送り、参議院選の投票率向上を目指す同プロジェクト。

​　ステッカーやTシャツを身に着けていれば、「自分からは話しづらいな」と思っている時に、ちょっとしたきっかけになってくれるかもしれない。あるいは、同じアイテムを持った人と連帯できるかもしれません。

選挙に自分なりの表現方法でかかわるための面白い試み。一度お店を除いてみてはいかがでしょうか？