伝統技術活かした新しい「のれん」に挑む中むらがショールーム開設

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御茶ノ水から少し歩いた神田淡路町。ビル街の中に時折昔ながらのお店の居並ぶ街に、いっぷう変わったショールームがオープンしました。

有限会社中むらがプロデュースする「のれん」のショールームです。

大正12年創業の中むらは、悉皆屋として長く神田に店を構えてきました。悉皆屋というのは今でいうクリーニング店のことで、着物の誂えや洗い張り、染み抜きなどを仕事としていました。

その中むらは現在、企画・デザイン・製作・プロデュースを行うのれん事業を立ち上げ、染織技術をはじめとした日本の手工業や工芸の新たな価値や関係性づくりに挑戦しています。

中むらののれんの特徴のひとつは、イラストレーターや現代美術作家とのコラボレーションによる伝統柄にとどまらない独特のデザインと色彩にあります。

麒麟紋・麒麟紋曼荼羅/波戸場承龍(紋章上繪師)

鳥の歌 鳥よ、僕の骨で大地の歌を鳴らして。/大小島真木(現代美術家)

作家の創造性が存分に発揮できるよう、デザインや色彩に沿った染色・加工技法を提供し、一枚の作品を作り上げることで、伝統技術の新しい可能性を私たちに見せてくれます。

今回オープンするショーケースは、そんな中むらののれんを直接目にすることができる唯一の場所。神田散歩のコースの一つに加えたい魅力的な場所ですね。

電話およびメールでの事前予約制となっており、常時オープンではないのでご注意を。 ―――

中むらwebサイト https://nakamura-inc.jp/

ショールームwebサイト http://noren-showcase.jp/

住所:〒101-0054 東京都千代田区神田淡路町2-6-7淡路ビル5F

電話:050-3716-3980

メール:info-jp@nakamura-inc.jp

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