役目を終えた“提灯”を活用した17点が商品化【日本の祭×Creema】

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“日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト” 「青森ねぶた祭」「高知・よさこい祭り」に続く第3弾として、秋田竿燈まつりとコラボレーションし、祭で廃棄される“提灯”を用いたアップサイクル作品17点の商品化し、展示・販売が開始されました。

秋田竿燈まつり

毎年8月3日から6日に秋田市で行われる東北三大祭のひとつで、厄除けや五穀豊穣を願う行事として270年以上の長い歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財に指定された伝統のある祭です。米俵を模した提灯を吊し、稲穂に見立てた竿燈は、長さ12m、重さは50kgにも及びます。祭ではこの竿燈を、手のひら、額、肩、腰に乗せ、絶妙なバランスで操ります。

高度な技術を必要とする祭に向けて、秋田市内では祭の約1か月前から盛んに練習が行われ、大人から子供まで大勢の差し手が技を磨きます。そのため、提灯は祭の夜を照らしたあとも、差し手たちにより練習用として大切に使い込まれていますが、最終的には提灯や竹など約700kgが廃棄されている現状があります。

アクセサリーやスマホケース、バッグにアートまで、クリエイターによるオリジナル作品17点が誕生しました。

提灯の和紙と竹ひごを、樹脂の中に閉じ込めて作ったスマホケース。

竹ひごがどこか和風な雰囲気を醸し出すピアス。

アーチ部分に提灯の木枠を活用したアレンジメント。

和紙と竹ひごをあしらったキャンドルホルダー。

竹ひごを重ねて作ったサークルが象徴的なクラッチバッグ。生地は着物をリメイクしたもの。

提灯の木枠と竹ひごを、大胆に中央に配置したアート作品。

「秋田竿燈まつり」ならではの素材を活かしたクリエイティビティ溢れる作品を楽しめます。

特設サイト:https://www.creema.jp/event/akita-kanto-sakuhin

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