先日ご紹介したカメラの総合イベント「CP+2018」。
最終日の3月4日に行ってきました!
当日は穏やかな春模様の日で、開場のパシフィコ横浜は訪れる人であふれていました。
パシフィコ横浜は以前plesheでもお伝えした「行ってきました大型イベント・ヨコハマハンドメイドマルシェ!」
以来に訪れましたが、あの時との大きな違いは開場もお客さんの服装も黒っぽいこと!
さすがカメラのイベント、クールなかっこよさを求める人が多いということでしょうか。
しかし、ブースを細かく見ていくとコスプレイヤーによる撮影講座や、撮影した写真をポチ袋や額にするサービスの紹介なんかも。
なるほど、カメラにも様々な用途がありますね。
この撮影セットは総額9万円以上でした。いい写真にはお金がかかる!
興味深かったのが、撮影不可なので写真はありませんが、用途ごとにカメラを試せるブース。
撮影対象を囲むようにブースにカメラが添えつけられているのですが、暗い室内で
ストリートダンスとバスケットボールの実演があったのです。
たしかに、店舗では対象が実際に動いているところにカメラを向けることは出来ないので、これはいいサービス!
しかし、カメラに四方を囲まれながら、淡々と踊り続けるダンサーと選手は大変そうでした。
こうした実機やサービスのおためしブースのほか、あちこちで撮影のコツについての講座が行われていました。
いろいろなテーマの講座を立ち止まって聞いてみましたが、面白かったのは話を聞いていくうちに、いい写真とは何か、というのが固まっていくこと。
例えば、あるブースでは風景撮影のコツについて話していたのですが、
「理想的なボケはスプレーでしゅわーっとしたようなボケ。悪いボケは輪郭が出てしまうんです。でもうまくボカすとボケが悪目立ちをしない」
という表現でボケ味について説明していました。
「背景をぼかす」というのはポピュラーなテクニックですが、それを活かすためには自分の中で頭の中に理想形が必要です。
私はあまり写真に強くなく、専門性の高い内容だとついていけないのではと心配していたのですが、教わった技術を
すぐに活かせなかったとしても、理想形を固めていくことは写真の撮り方に影響を与えてくれそうです。
こうしたイベントのほか、美術館による図録の放出や写真展などもあり、見応えのあるイベントでした。
来年も開催を予定しているようなので、気になった方はぜひHPをチェックしてみてください。