ヤマアラシの針を通してアラスカを想うアクセサリー制作ワークショップが横浜で開催

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小物つくりのワークショップは全国で開催されていますが、今日紹介するのはちょっと変わったワークショップです。

 

それは、ヤマアラシの針でブローチを作るというワークショップ。

 

会場は横浜市民ギャラリー。そして、講師は現代美術家の是恒さくらさんです。

 

北米ではとても身近な動物であるヤマアラシの針を使って、北米のアサバスカン・インディアンの技法でアクセサリーを作るというもの。

 

白と黒の針をアレンジして、ビーズ刺繍などと組み合わせることで、ブローチが完成します。

 

是恒さくらさんはアラスカや東北で先住民や捕鯨文化等のフィールドワークを行っている作家で、北米の神話や生き物の生態にも精通しています。

 

高校卒業後、アラスカ州立大学の先住民芸術コースに進学し、木彫りや、動物の毛皮をなめした衣服縫製といった制作・研究を行い、帰国後も身近な自然物を用いた作品を制作してきました。

 

過去には世界各国で収集したくじらの物語や歴史、社会状況を織り込んだタペストリーを制作したりと、作品を通して世界の多様さや複雑さを表現し続けています。

今回のワークショップは、彼女がアラスカで学んだ先住民芸術を、北米の生き物や神話についての話を聞きながら作り出せる珍しい機会です。

 

古くから伝わる、人々の生活に根差した文化について、話を聞きながら学べる貴重なワークショップ。気になった方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

 

会 場:横浜市民ギャラリー
会 期:2018年6月3日(日)
午前コース 10:30〜13:00 午後コース 14:30〜17:00
入場料:3,000円
申込締切:5/19(土)必着
HP:http://ycag.yafjp.org/lecture_adult/
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