こんにちは！
pleshe（プレシェ）ブログ担当のIです。
今回はちょっぴり懐かしい絵本の話をしたいと思います。
その名も「わたしのワンピース」。
1969年の刊行から子どもたちに愛されてきたロングセラー絵本です。
まっしろなきれ
ふわふわって
そらから おちてきた
という書き出しで始まるこの絵本。うさぎは白いワンピースを縫い上げ、散歩に出かけます。
ラララン ロロロン わたしににあうかしら
とつぶやきながら歩くうさぎのワンピースは、お花畑を通ると花模様に、雨が降ると水玉模様にと、どんどん変化していきます。
夢のようなワンピースは、草原に入ることで草のみ模様になり、草のみを食べに来た小鳥の模様になり、ついに空に飛んでいきます。
空の上まで飛んでったうさぎさん、ワンピースは最後に真っ白に戻ってしまうのでしょうか。それとも……？
母親が洋裁をやっていたという西巻茅子さんのアイデアはとてもシンプル。真っ白なワンピースがさまざまな色に、模様に変わっていく様子はとても可愛らしくて、何度も読み返して憧れた記憶があります。
着せ替え人形をイメージして作ったというこの絵本は、身につけるものを自分の手で作ることや、自分の好きな模様の服を手に入れること（絵本の中では勝手にどんどん模様が変わっていきますが）のワクワク感を最初に教えてくれた作品でした。
I個人はハンドメイド制作を本格的にやったことはないのですが、こうした作品にワクワクした思い出が、ハンドメイド制作への憧れにつながっているのでは……と思います。小さな頃に出会った作品の記憶が、今に繋がっているのですね。
もしこれを読んでいるあなたにも、思い出の一冊、初めての一冊があったら、ぜひ教えてくださいね。
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