メガネの街、鯖江から生まれた、職人の自分用ルーペ「さばえルーペ」がクラウドファンディング募集中

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福井県鯖江市。人口7万人弱の決して大きいと言えないこの市は、古くからメガネの産地として知られています。

 

その鯖江のメガネつくりの歴史は明治までさかのぼることができます。雪深い農村だった鯖江で、冬の農閑期にも人々が収入を得られるようにと、豪農の増永五左衛門が導入したのがはじまりです。

 

五左衛門は自ら大阪に赴いて、メガネの製造の情報を収集しながら工員の募集に当たるなど、丁寧に準備を進めました。そして、明治38年6月に3名の職人を招いて事業を始めます。苦難続きの数年間を経て、明治44年には内国共産品博覧会で「赤銅金ツギ眼鏡」がはじめて有効一等賞金杯を受賞。また、昭和7年には日本産業協会から産業貿易功労者として表彰を受けています。

 

五左衛門から始まったメガネ作りは大きく広がり、やがて鯖江はメガネの市となり、世界的なメガネ生産地になりました。

 

現在では、こうした鯖江のメガネの魅力を伝えるため、市内にめがね博物館が設立されたり、めがねフェスが開催されています。さまざまな形でメガネの存在は鯖江の人々の中に根付いています。

 

メガネの生産場所として有名な鯖江は、実はルーペ生産でも名をはせており、一見ペンダントのようなおしゃれなルーペや、職人や歯科技工士、ネイリストなどさまざまな分野の人に愛される質の高いルーペを生産しています。

 

そんな鯖江のとある会社が、技術の粋を尽くしたルーペの製品化に乗り出しています。

 

今回は、そんな鯖江のルーペ開発を応援するクラウドファンディングをご紹介します。

 

有限会社北陸ベンディングは、もともと弊社は、巻(ベンディング)・曲(コイリング)加工を得意とするメガネ部品製造を中心とした金属加工会社。

 

細かな作業が多い職場で、同社社長が最初は自分自身、そして社員のために作ったルーペ「さばえルーペ」を、製品化しようという試みです。


製品特長は以下の4つ。


①人体に優しく、長く使えるチタン素材
②曲げ・圧延の技術で生み出された独特のフォルム
③耳ではなく眉骨で支えるやわらかな掛け心地
④コンパクトに折り畳めて持ち運びに便利



メガネの上からも装着可能で、疲れたり痛くなったりすることのない、人体工学に沿ったデザイン。レンズ部分を跳ね上げることができるので、不用なときに拡大鏡を外す手間もなし。先に紹介したような職業として拡大鏡を必要とする人はもちろん、手芸、プラモデル、毛鉤やルアーの作成など、細かい作業を必要とするすべての人に向けて作られています。

仕事や趣味でも、長時間の作業はくたびれるもの。そんな時に顔を傷めず、ちょっとしたメモを取る時はすぐに跳ね上げられるルーペは、あなたのストレスを軽減させてくれるでしょう。

今回のクラウドファンディングは目標額達成かどうかにかかわらず商品化を実施し、目標金額に未達成でも全員がリターンを受け取りできるオールイン方式。ですから、一足早く「さばえルーペ」を手に入れたい人なら参加して損はないでしょう。

 

支援募集締め切りは3月26日まで。

 

【一度掛けたら手放せない!職人が自分用に作ったルーペがスゴイ!!】
HP:https://faavo.jp/sabae/project/2458
問い合わせ先:有限会社北陸ベンディング(担当 北野・萩原(大))
TEL:0778-54-0123
E-mail:hb@h-bending.co.jp
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