高岡銅器・高岡漆器など、歴史のある工芸品を制作している高岡市。
その高岡市が、2018年9月21日(金)~24日(月・祝)の間、市内の約100以上の会場で工芸にまつわる様々なイベントを開催します。
イベントのメインとなるのは「高岡クラフト市場街」「工芸都市高岡2018クラフト展」「ミラレ金屋町」「銅器団地オープンファクトリー」。
高岡クラフト市場街
歴史的な土蔵造りのまち「山町筋」中心に開催。地元の食とクラフトのコラボレーションや、職人さんと交流できるカフェや食事会、鋳物体験・螺鈿体験をはじめ、多様な体験を網羅できるイベントになります。
工芸都市高岡2018クラフト展
1986年から続く「工芸都市高岡クラフトコンペ」の入選作品・439点を展示する工芸都市高岡2018クラフト展。素材や用途を問わない様々な作品が勢ぞろい! 購入も可能です。
開催時間:10:00~18:00(最終日は~15:00)
会 場:大和高岡店4F催事場
HP:http://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/
銅器団地オープンファクトリー
32社のものづくり企業からなる高岡銅器団地が一般開放。鋳造から加工、仕上げまで、各製作現場を、職人による案内と説明とともにめぐることができます。技術的な見どころはもちろん、個性豊かな職人たちの話を聞ける貴重な機会です。
ミラレ金屋町
江戸時代の趣を残し、現在も生活の場として息づく鋳物師の町・金屋町の魅力おもてなし茶会や住民によるガイドツアー、工芸品の展示・販売などを通して体感。石畳の通りを艶やかに彩る着物ファッションショーも実施。ちなみに「~ミラレ」は「~してみてください」という意味の地元の方言だとか。
その他、地域の方々の手で作られた野菜・穀物の見立て細工やかかしが並ぶ“奇祭”、「福岡町つくりもんまつり」「中田かかし祭」も同時期に開催されます。
街の歴史からものづくり精神を体感できる4日間。工芸と街に興味のある人は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。