昨年から世界各国の美術館・博物館などによる所蔵品のインターネット公開の動きが進んでいます。
すでにメトロポリタン美術館やアムステルダム国立美術館など、世界的に有名な美術館が大規模な公開を行っていますが、先日これにフランスのルーブル美術館が加わりました。
ルーブル美術館は『ハンムラビ法典』『サモトラケのニケ』『ミロのビーナス』『モナ・リザ』など多くの歴史に残る作品を収蔵するフランスを代表する美術館。
これまでも代表的な収蔵品を中心に約3万点を公開していましたが、今回の公開点数はなんと約48万点。一般公開されていないものも含め、収蔵品の4分の3をデータベース上で閲覧できるようになりました。
また、作品によっては様々な角度から撮影されたものや、美術館では目にすることのできないような細かな部分を観察できるように接写された作品もあり、より細かに作品を観察することができます。
先に挙げたような代表作を見ていくのも、宝石や家具といったテーマごとに見ていくのも面白いですが、もう一つ活用したいのが単語での検索です。
下記はそれぞれ上からイス、犬、惑星の検索結果です。(Google翻訳を利用してフランス語で入力)
家具に分類される収蔵品が表示されることもあれば、スケッチや彫刻が表示されることもあり。ひとつの単語から、個人では連想しきれないさまざまな作品が表示されます。
アイデアに詰まった時や、広がりが欲しい時などにふと検索してみると、意外なヒントを手にすることができるかも? ぜひ、この機会にサイトをのぞいてみてください。
ルーブル美術館:https://presse.louvre.fr/fr/