おしゃべりOKの美術館の特別な日、国立西洋美術館がにぎやかサタデーを開催

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「美術館では静かにしなくてはいけないから緊張する」「小さな子ども連れだとなかなか展覧会には行きづらい」

美術が好き、子どもにいろいろなものを見せてあげたいと考えていても、上記の理由で足を運ぶのをためらっている人も少なくないでしょう。

そういった人にも気兼ねなく美術館での作品鑑賞を楽しんでほしいと考えた国立西洋美術館が、作品について自由におしゃべりできる「にぎやかサタデー」を開催します。

もちろん通常の展示が会話を制限しているわけではありませんが、やはり静かにするのが暗黙の了解となっており、小さい子どもを連れて美術館を訪れる親が、はしゃぐ子どもを前に苦労している姿を見ることも。

この日は気兼ねなくおしゃべりができる日ということで、いつもと違った接し方、楽しみ方ができそうです。

展示は常設展と企画展がともに無料となり、常設展では「この絵をさがしに行こう!」企画を実施。作品の一部分を切り取った写真が添付されたポストカードが1人につき1枚配られ、ゲーム感覚で作品鑑賞が楽しめます。

また企画展「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」では、鑑賞体験をより深めるための問いかけや作品解説を掲載した小冊子も配布。

当日は、小さな子ども連れでも美術館を楽しめるように、キッズスペースや授乳室も設置されます。

いつもと違った美術館の楽しみ方のできる日として、定着していくといいですね。  

会場:国立西洋美術館
会期:2023年8月26日(土)
開館時間:9:30~20:00
入場料:無料
HP:https://www.nmwa.go.jp/jp/experience-learn/public.html#events

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