マスク不足が伝えられる中、ハンドメイド作品販売サイト「Creema」の運営や、大規模ハンドメイドイベントの運営を行う株式会社クリーマが、ハンドメイドマスクの制作支援を行っています。
クリーマはコロナウィルス対策として、2月21日にクリエイターが制作したオリジナル布マスクの特設ページを開設。マスクの販売を行い、大きな反響を呼びました。
マスク販売特設ページ:https://www.creema.jp/feature/1140
また、この取り組みを始めたことで、参加クリエイターの80%以上が、材料不足に直面していることが判明。そこでクリーマが新たに始めたのが、布マスクの素材となる生地やゴム紐の出品を強化し、ハンドメイドマスクの制作を支援するという取り組みです。
第一弾同様、売上の一部を 新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動に役立てるために寄付するとのこと。
Creema内の手芸用品や生地等の素材出品者に、布マスクの材料となりうる生地(不織布やダブルガーゼ素材、コットンやシルク等)やゴム紐などの出品強化を呼びかけることで、素材供給をサポートします。ハンドメイドマスクを手掛けるクリエイターの材料入手を用意することで、マスク解消を手助けしようとする試みです。
マスク向け素材 特設ページ: https://www.creema.jp/feature/1150
ハンドメイドマスク 特設ページ: https://www.creema.jp/feature/1140
また、ハンドメイドマスク 特設ページで紹介している作品は、すべて「日本衛生材料工業連合会」の基準に則り、一般消費者の適切な理解と使用を確保するための表示がされていることを、クリーマ運営事務局が確認しているため、身体に身に着けるものだから、安全なものをという需要にも答えています。
すでに「柄物のマスクを購入したことで、マスク嫌いな子どもが喜んで使ってくれた」「花粉症がひどく、マスクを購入できなくて困っていたので助かった」などの、反響が届いているそうです。
また、クリーマのInstagramとYouTubeではマスクの作り方の動画が公開されており、動画を確認して自分でマスクを制作することも。
Creema公式Instagramアカウント https://www.instagram.com/creemajp/
Creema公式YouTubeアカウント https://www.youtube.com/channel/UC7iRZLYhF7sUtVPGcBMxFyQ
混乱の続く中、自社の強みを活かし、知見を活かした上で多くの人をサポートする。こうした際の企業の在り方として、とても理想的と言えるのではないでしょうか。