イベント縮小が続く中、総合芸術祭「KUTANism（クタニズム）」がオンラインで開催

コロナウィルス禍のいまだ続く中、少しずつイベントが再開されていますが、やはり人数制限を設けるなど、制限のある開催にとどまっています。また、オンラインイベントの開催もいまだ行われており、それぞれの運営の模索はまだまだ続きそうです。

― オンライン陶器市、クラウドファンディング、店舗閉店……。変化を迫られる事業者たち
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オンライン陶器市、クラウドファンディング、店舗閉店……。変化を迫られる事業者たち

ハンドメイドやクラフトを生業とする作家の多くは、展示販売を大きな収入の柱としていました。しかし、多くのイベントが中止となり、イベント運営会社、販売店、作家と、多くの人々の生活が変化にさらされています。pleshe「それぞれの今を聞いてみるv...

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2020.05.29

そんな中、能美、小松両市による九谷焼の総合芸術祭「KUTANism（クタニズム）」が24日から開催されます。

KUTANismは、伝統工芸”九谷焼”の世界発信を目的とした九谷焼の産地、石川県小松市・能美市による共同企画。昨年初めて開催され、陶器の販売やワークショップ、特別展示などを行い、好評を博しました。

第2回となる今回は、初のオンライン開催。作品の鑑賞から購入、九谷焼に関するショートフィルムまでの全て自宅からオンラインにて参加することができます。

オンライン展示会では、43名の作家の作品を作品のストーリーやコメントとともに展示。九谷焼作家へのインタビュー記事や対談動画、九谷焼産地の「今」を伝えるストリートスナップ記事など、週替わりで多彩なコンテンツが配信されます。九谷焼作家による街歩き動画なども用意され、現地への思いが募る一面も？

なかなか現地に行けない今の情勢ですが、その魅力を新しい形で伝えたいという模索がはじまっているようです。

通常の販売のほか、こうした取り組みを続けていくことで、今まで情報が届かなかった人や、直接足を向けることが出来なかった人が興味を持つきっかけを作っていく必要性が、今後ますます高まっていくのかもしれません。

今回のイベント、オンライン参加はすべて無料。少しでも気になった方はのぞいてみてはいかがでしょう？

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