2001年に第一回を迎えてから、日本の代表的かつ先駆的な芸術祭として知られてきた横浜トリエンナーレ。
2024年3月からの第8回の開催を控えて、さまざまなイベントが準備されています。

今回紹介したいのは、「横浜トリエンナーレオリジナルグッズ開発ワークショップ」。

なんと、第8回横浜トリエンナーレで実際に販売するグッズを製作するためのワークショップです。
次回のテーマ「野草:いま、ここで生きてる」を題材に、来場者にとって思い出となるグッズのアイデアをグループ毎に話し合い、試作品を制作して審査員の前で発表。優秀作品は実際に商品化し、公式グッズなどとともに「未来のクリエイターグッズ」として展覧会の会期中に販売されます。
試作品の制作は、レーザーカッター、UVプリンター、3Dプリンターなど、デジタルファブリケーションの機材を使って行います。
また、残念ながら選ばれなかった作品も、試作品の展示を行なわれる予定です。優秀作品の販売にあたり、商品化するために行うリデザインや価格・数量などを決定する過程も講義形式で学ぶことができるのだとか。
応募条件は
1 オンライン説明会への参加
2 3日間のワークショップへの積極的な参加
3 高校生以上
の3つ。
オリエンテーション、テーマ理解、グループディスカッション、グッズの企画検討を行う初日。(2024年1月14日(日)10:00〜17:30)
グループごとの試作品の制作を行う2日目。(2024年1月20日(土)もしくは、1月21日(日)10:00〜17:30)
グループごとで審査員にプレゼンテーションを行う3日目。(2024年2月4日(日)10:00〜17:30)
の参加が義務付けられますが、それ以外の特別な条件はほぼない、かなり自由度の高い公募となっています。
3月中旬には優秀作品の販売に向けたリデザインや価格・数量などを決定する過程についての講義も開催。
自分たちが制作したグッズが美術館に並ぶ機会でもあり、新しいことを学ぶ機会でもあるとても面白そうなワークショップです。
締め切りは12月25日。チャレンジしたい人におすすめの公募です。
