ヨーロッパの驚異の部屋を新しく作り出す「神保町ヴンダーカンマー」が奥野かるた店で開催

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ヴンダーカンマーという言葉を知っていますか?

16~18世紀のヨーロッパで作られた、不思議な部屋……。

もともとは王侯貴族や土地の支配者が自らの興味を惹いたものをかき集め、人々に見せるために作られていた空間だったそうですが、これがヨーロッパに広まり、美術品、貴重品、そして、一角獣の角、人相の浮かび上がった石など不思議なコレクションが一同に介す不思議な空間が作り上げられていったのだとか。

この不思議な言葉をイベント名に冠した展示会が神保町で行われます。その名も「神保町ヴンダーカンマー」。

驚異の部屋とも呼ばれたヴンダーカンマーを、現在を生きるクリエイターや研究者がグッズ製作、コレクション展示などを通して新しく作り上げるという刺激的な試みです。

第3回を迎える今回のテーマは「ケモノ」。

参加クリエイターは古生物復元画家の小田隆さん、「系統樹マンダラ」シリーズ発行元の科学バー/キウイラボ、目黒寄生虫館など博物・生物のプロフェッショナルから、切り絵作家のいわたまいこさん、マンガ家の久正人さんまで。様々な分野のプロフェッショナルが会場の奥野かるた店をそれぞれの作品・コレクションで埋め尽くします。

また、ワークショップ、体験型イベントも用意されており、7月22日、23日はゲームスタジオSkeleton Crew Studioによる恐竜全身骨格VR、放散虫VRの体験。7月22日は堀川大樹さんとの食事会券談話会「クマムシ博士と語ろう」。7月29日、30日は「travelling museum 博物倶楽部」によるワークショップ、LEDと電池で作る「電子ほたる」、水をレンズに使って観察する「水滴顕微鏡」 、 研究者の仕事をシミュレーションする「ハクブツムシ」 、 データ送信の基本を体感する「数字で絵文字を伝えよう」 、 錯覚の不思議を考える「ベンハムの輪」を開催。

travelling museum 博物倶楽部のワークショップはお子さんの夏休みの自由研究にもぴったり。

家族連れでも、好事家仲間と足を運んでも、もちろんひとりでもじっくり楽しめそうな素敵なイベント。

神保町に出かけた際は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
 

 
公式HP:https://jimbochowunder.tumblr.com/
開催場所・会場:奥野かるた店 2階ギャラリー、入場無料
開催日・期間:7/22(土)~8/20(日)※8月13日~15はお盆休み

開催時間 12:00~17:00
作家在廊日と営業時間
7月22日(土)12:00~20:00
7月23日(日)12:00~17:00
8月19日(土)12:00~17:00

画像引用元:https://jimbochowunder.tumblr.com/

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