日本古来のミニチュアが約1500点!職人の技術に驚く「館蔵ミニチュア展 小さなものの大きな魅力」

美術・博物館

 人気の衰えない「ミニチュア」をテーマとした展示。小さなギャラリーでの現代作家によるものから、国立美術館・博物館が企画するアカデミックなものまで、さまざまな展示が行われています。

 

 今回紹介するのは東京・墨田のたばこと塩の博物館で行われる「館蔵ミニチュア展 小さなものの大きな魅力」。

 

 同館はこれまで4回ミニチュア展示を行っており、そのたびに明治から戦前のものを中心としたミニチュア作品が寄贈されてきました。現在、そのコレクションは約1,500点にのぼっています。

 同館のミニチュアコレクションの中核は「中田實コレクション」。稀代の職人・小林礫斎(れきさい)作品を含むオーダーメイドのミニチュア約800点から成るコレクションです。吟味された素材で作られたミニチュアは、たとえ数センチの作品でも扉や引出しがあれば開閉し、1ミリのコマでも実物と同じように回転します。

左:0.84×0.55×0.75cm、右: 0.85×0.54×0.84cm。開け閉めのできる小さな象牙箪笥の中には、コマや本が入っています。

 

 この他に、江戸玩具や暮らしの道具、郷土玩具、人形などを集めた、素朴で懐かしいミニチュア約600点で構成される「倉田コレクション」。江戸から明治にかけての雛道具の喫煙具類約20点を集めた「ミニチュア喫煙具コレクション」など。豊富なコレクションが同館には収められています。

 今回の展示では、それぞれのコレクションの収集経緯や特徴を紹介。作り手の技術やアイディアだけでなく、収集家の熱意や愛情も紹介することで、よりミニチュア世界の奥深さのわかる展示となっています。

 

 約1,500点の作品という、小さなミニチュアによる大規模展示をお見逃しなく。

 

館蔵ミニチュア展 小さなものの大きな魅力
会期:2019年9月7日(土)~12月1日(日)
休館日:月曜日(但し9/16、9/23、10/14、11/4は開館)、9/17(火)、9/24(火)、10/15(火)、11/5(火)
開催時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
会場:たばこと塩の博物館
入場料:大人・大学生/100円、満65歳以上の方(要証明書)/50円、小・中・高校生/50円
HP:https://www.jti.co.jp/Culture/museum/

 

タイトルとURLをコピーしました