普段あまり目に止めないものだから、久々に見かけるとその進化に驚くもの。
花瓶と言うのは私にとってそういう存在のひとつです。
透明なビニールに模様をあしらった涼しげな花瓶や、ペットボトルや容器にかぶせて使える、提灯のようなフォルムの、和紙製の花瓶カバー。
たまに雑貨店やインテリアショップをのぞくと、様々な花瓶があることに驚きます。
先日見つけたこの花瓶たちも、そんな驚きを与えてくれたもののひとつ。
栃木県足利市の金属加工会社・丸信金属工業株式会社のレーベル「ALART」が作成した花瓶です。
アルミの特性を活かして作られたという花瓶は、なめらかさな質感とゆるやかなフォルム、そして全体に漂う少し冷たい雰囲気に、活けられたお花が不思議とマッチしています。
アルミの質感を活かしたデザインは、歴史ある技術と現代ならではの技巧のマッチングがとても魅力的。
これも工芸の新しい形ですね。
ALARTのページはこちら
http://www.alart.jp/