少し先ですが、気になる展覧会の情報を見つけました。
その名も「イギリスからくり玩具展 ポール・スプーナーとイギリスオートマタの現在」。(詳細ページはこちら)
からくり玩具と聞くと、お茶を運んでくれる江戸からくり人形が頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
かくいう私もその1人なのですが、今回の展示ではヨーロッパで発展した「からくり玩具」の面白さを発見できる内容になっているようです。
あくまでこどもたちの玩具として愛されたからくり人形と違い、アートとして製作されたイギリスの現代オートマタはテーマも多彩。
なぜかアヌビス神がカフェでお茶を飲んでいたり、オレンジ色のふぐを食べる動作がからくりになっていたり、独特の着眼点とユーモアがとても楽しい。
さらに、それまでのオートマタが内部の仕掛けを見せない作りだったのに反して、あえてそのからくりの様子を可視化。上部のフィギュアの動きと下部のからくりが一体化して動く様子をひとつの作品として見せています。
今回の展示は約60点の作品が展示されており、その多くは実際に稼働しているところを見られるようになっているとか。
作品だけでなく図面やスケッチ類なども一部展示され、数種類の機構模型で動きをもたらす仕組みや面白さを体験できるコーナーも会場内に設置されるそうです。
あまりなじみのないイギリス玩具ですが、これはぜひ観に行きたいですね!
会期 2016/12/03(土)〜2017/01/22(日)
開館時間 10:00〜19:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 ※ただし、祝日の場合は開館し翌日休館・12/29~1/3
会場 八王子市夢美術館
観覧料
一般:600円
学生(小学生以上)・65歳以上:300円
15名以上は団体割引料金(2割引)を適用
未就学児無料 土曜日小中学生無料