老舗実用書出版社の誠文堂新光社が、7月にインパクト大の刺繍の本を刊行!
その名も「蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界」。
蛾売りおじさんは、刺繍担当と絵担当の2人組の美術作家。本書は刺繍で再現されたリアルな蛾の作品をたっぷり収録する初めての作品集です。
まるで本物の蛾と見まがうような美しい刺繍作品の数々。つぶらな瞳とウサ耳のような触角がかわいいと定評があるカイコをはじめ、宝石のように美しいサツマニシキ、ペルシャ絨毯のような魅惑的な装いで春を告げるイボタガ、枯葉に隠れる“蛾界”の忍者ムラサキシャチホコなど、個性豊かな蛾、全44種が紹介されます。
写真が生まれる前の、細密画で生物図鑑が作られていた頃を思い出すようなデザインは、どこか神秘的。
作品だけでなく、生態観察からはじまる制作秘話をはじめとした、蛾への偏愛ぶりをしめすエッセイも収録されています。
監修には国立科学博物館動物研究部の神保宇嗣。また、蛾界の人気ブログ「蛾色灯」の飯森政宏氏によるコラムも掲載され、刺繍好きだけでなく、昆虫好き、博物学好きにも楽しんでもらえる内容です。
怪しい魅力を放つ蛾の世界を、美しい刺繍で再現する蛾売りおじさんの世界を、あなたも堪能してみませんか。
【書籍概要】
書 名:蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界—もふもふでかわいく優美 刺繍で魅せるモス図鑑
著 者:蛾売りおじさん
仕 様:A5変判、144ページ
定 価:本体1,600円+税
配本日:2019年7月1日(月)
ISBN: 978-4-416-51954-7